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ブライダル企業におけるモバイルサイトの重要性と意義。
心の中で思っていたコトが実はありまして、私がブライダル企業のWeb担当になるのであれば、試用期間の終わる3ヶ月がたったら「何か企画を提案しよう」それが出来なくてはせっかくWeb屋として雇われているに何の意味もないと密かに心で誓っていました。
そこで、私がまず思い立ったのは「モバイルサイト制作」の提案でした。ネットマーケティングでも盛んに取り上げられ重要性が再認識されている「モバイルサイト」。
しかし、実際にはどのブライダル企業でも、魅力を伝えきれていないように思います。
そこで真っ先に、手を着けたいと思った「モバイルサイト」の提案でしたが、やはり問題点が浮き彫りになりました。果たしてスムーズに制作までこぎつけたのでしょうか。
詳細は以下の通り。
「モバイルサイト?」からのスタート。
想定内のコトでしたので驚きはしなかったのですが、やはりモバイルサイトへの関心は低く「モバイルサイトでなにするの?」といった空気ではありました。ですから、まずはモバイルサイトを活用する理由を説明するコトからはじります。
参考サイト:携帯サイトを活用する中小企業・個店舗の8割が今後のサイト拡充に意欲/携帯サイト利用調査 | Web担当者Forum
ECサイトのようなコトがウエディングのサイトで出来るかと言えば、まったく当てはまらないモノも数多くあります。しかし、気になるブライダルフェアのページなどで、すぐに予約の電話やメールが出来たり、Google map apiを利用して、プリントアウトした地図を持ち運ばずに携帯電話1つで会場まで足を運べるなど、少なくともPCサイトよりも向いているコンテンツの提供はどうやら出来そうです。まず、そこへの理解をしてもらってからのスタートでした。
そもそもネットマーケティングへの関心は低い。
多くの企業サイトがそうであると同じようにインターネットを活用して、自分たちが情報のソースとして「消費者とコミュニケーションをとろう」といった距離感を持つブライダル企業は少ないのでは?と感じています。どのブライダル企業のPCサイトを見ても雑誌「ゼクシィ」のソレとなんら変わりがなく、良くも悪くも「ゼクシィ」以上の情報配信はされていません。PCサイトが、そのスタンスなのだからでしょうか。サイト設計の時点でモバイルサイトの制作が盛り込まれていなかったり、モバイルサイトを利用して消費者に伝えたいという関心もイマイチ低いように感じます。
ブランドイメージと「ゼクシィ」の壁。
関東圏において絶大な影響力を誇っている媒体が、結婚式場情報雑誌「ゼクシィ」です。ブライダル企業は、とにかくコノ雑誌を見る消費者の目に、自社会場が留まるか否かに非常に大きなポイントをおきます。ですから「ゼクシィ」へ広告を出稿する際は、コピーのあり方から画像のレイアウトに至るまでトコトンこだわり、クオリティとブランドイメージを非常に大切に扱います。そのスタンスは「ゼクシィnet」でも同じです。ただ、そのせいでしょうか。多くのPCサイトはゼクシィの印象をそのまま引きずった「カタログ」のようなサイトが目立ちます。また、PCサイトに比べ、デバイス自身の表現能力に制限があるためか(モバイルサイトが劣っている訳ではありません。魅力的なモバイルサイトは沢山あります)、チープなイメージがついてまわっているようです。こういったモバイルサイト自身のイメージとPCサイトのメディア化が進んでいない環境が「モバイルサイトでなにやるの?」という消極的な意見に、つながっているような気がします。
一方的な情報配信しかしていない。
ゼクシィの影響力が大きくて、手が抜けないモノになっているコトはわかります。ゼクシィのもたらす広告効果の最大瞬間風速が、計り知れないコトも事実です。ただ、私個人はブランドイメージやゼクシィに、少し固執している気がしていて、はたして「消費者に対してブライダル企業が自社メディアとして、インターネット上で情報を提供しきれているのか?」。というコトに、もっと目を向けられたら、いいなと思うんです。そしてもしそれが、モバイルサイトの方が向いているコンテンツなら提供したい。
コレは例えですが100円で作った広告バナーを100万円で出稿しているビジネスが健全で消費者の目線で情報を配信していると言えるでしょうか。「ゼクシィ」はあくまで広告です。コレに疑いの余地もありませんし、消費者も理解しています。つまり広告である限り、どのサイトも一方的な情報配信にとどまっているのが現状で、それは大手のブライダル企業でも、大差はないように思います。
一般化していくモバイルサイト。
携帯電話でインターネットを使い情報を獲得する。
コレは10年までは考えられなかった出来事です。また、インターネットに繋ぐコトへ、あまり知識や意識が必要でなくなり、インターネットを家電のように消費者に近い存在に導いてくれたのが、携帯デバイスです。しかし、本当にモバイルサイトを活かせているブライダル企業は、少ないと感じています。モバイルサイトだからこそ、Webサイトだからこそやれるコトは沢山あって、一生に一度しかない挙式だからこそ、不安要素はひとつでも減らしてあげたいし、キチンと情報を提供したい。だから、自社で行なうサイト制作の意義をもう一度考えて、モバイルサイト制作に取り組みたいと思うんですよね。
追記:イロイロ長々となりましたが後日、正式にモバイルサイト制作のGO!がでました。社内には、まだまだ疑心暗鬼の空気は漂っていますが、モバイルサイトの可能性を信じて制作に打ち込みたいと思います。
Posted by soma : 2009年4月10日
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