トップ  »  ネットマーケティング  »  第9回WOMマーケティング勉強会に行ってきたら、やはりスゴいコトになってた件

第9回WOMマーケティング勉強会に行ってきたら、やはりスゴいコトになってた件

07.jpg

Google.co.jp のページランクを下げた件について広告関係者さんや検索マーケティング関係者が一斉に反応していたので、宮崎社長、今日来て大丈夫?と思いながらも「いや、来るだろうし、来たらいったい何をしゃべるのか注目だな」と、荒れ模様も予想しながら、若干、wktkして東銀座のアサツー ディ・ケイ本社会議室まで足を運び「第9回WOMマーケティング研究会」に参加してきました。

詳細は以下の通り。

さすがに良く集まっていた。

Yahoo!グループのメーリングからして白熱しているようでしたので、出席者の数も多く、しかも会場も妙な空気・・。さっしたのかオールアバウトの鈴木さんの「起立!、きをつけ!みなさん肩に力が入りすぎです。リラックスしましょう」の合図で少しほぐしてから勉強会はスタート。鈴木さん、ナイス。オフレコのコトが多くて、あまり書けませんが、流れは「課題と理想を考える」をテーマに郭翔愛さん(サントレンダーズ)、宮崎さん(サイバー・バズ)からのプレゼンテーションが行われ、ブログマーケティングを、樹形図の形で分類。どこまでがOK?どこまでがNG?などを例よってグループで話し合いました。

定義はひどく曖昧。

いち番私が、注目していたのはやはり、宮崎さん(サイバー・バズ)のプレゼンテーション後半に語られた今回のサイバーバスのペイパーポスト問題。結構このへんは司会の藤代さんが、つっこんでくれて宮崎さんも立場上むずかしいかな?といった質問にも真摯に受け答えてくれていました。賛否はあるだろうし(あちらこちらで炎上中)、多少の歯切れの悪さはありましたが、立派な対応だったと思います。また、感じたのは現状のペイパーポストに関する定義はむずかしく、ひどく曖昧だというコト。だって、もうすでにペイパーポストがビジネスとしてなりたっていて、それをガイドラインをしいて、白黒はっきりしようとすることに無理があるのかなって思うんですよね。実際にコノ会場にもペイパーポストをやっている代理店さんもいらしてましたし、ペイパーポストは「けしからん」とする方もいます。私、個人は企業が、ブロガーに対して記事を金銭や物品で操作して書いてもらうよなマーケティングは好きではありません。でも、いまさらペイパーポストの"善し悪し"決めるコトにあまり意味は無いのかなって思っています。なぜならブロガーさん達には、それなりのポリシーをもって書いている人も多く、そういう方達は、きちんと広告だと説明が出来ない記事は書かなだろうし自分の読者に対して不誠実なコトは絶対にやらない。また逆にペーパーポストにアフィリエイトのような小遣い稼ぎになるコトも事実で、それが目的で記事を書くブロガーも必ずいて、じゃそれが違法かといえばそうではない。現状のクチコミマーケティングは正しい成長を望むには、あまりにも拙いのです。
今回の勉強会は沢山の方がいらしていましたが、それぞれの立場やビジネスモデルがちがうし、世話人さんだって立場的につらいのかなといた感じで、心から「世話人のみなさん本当におつかれさまでした」。と言いたいです。

じゃあ何が問題か。

会場をざっとみれば、いち目瞭然ですが、勉強会の中心になるのは広告屋さんやPR会社さんが占めています。ですから、すぐにマーケティングの「正しい正しくない」のビジネス目線の議論になるのでしょうが、Web屋の立場からみれば、ちょとずれている気がします。
閲覧者にとってペイパーポストであろうが、たまたま検索にひっかかった記事であろうが、自分のフィルターを通して有益な情報か否かを判断するのは閲覧者です。もちろんリテラシーの高さにもよりますが、それでも善し悪しはの判断は閲覧者にあり、また、それは操作出来ません。検索マーケティングの話をすれば、「ペーパーポストは検索のゴミだかやめてくれ」との意見もありますが、それを判断するのは検索エンジンです。自分がどの立場かで、意見に違いがあることは理解しますが、どうも閲覧者の目線で語られるようなコトは少なかったと感じています。また、今回の件で見え隠れするSEOのリンク売買のコトについては、まったく語られるコトはなく、また、どうしても気に入らなかったのは宮崎さんの「nofollowリンクについては知りませんでした。」の一言でした。コレには、とても違和感がありましたし「ウソだろ?!」と思わざるえません。
あまり昔のコトを持ち出しても仕方がないのですが、親会社サイバーエージェントには「Google村八分」といった過去の例もありました。そこで、今回は「リンク売買目的でバズマーケティングを展開していました」。と言わないまでも、「nofollowリンクを知りませんでした」には、宮崎さんが立派に今回の件で説明されていただけに残念でした。

さすがはスパムキラーMatt Cutts.

ながながと記事を書きましたが、今回の件をWeb制作者サイドから見れば問題なのは広告主(Google.co.jp)がGoogleのガイドラインを無視したコト。これに尽きると思います。Googleは以前よりペイパーポストをするなら、それが広告であると明記しなさい。リンクにはnofollowをつけて検索結果に影響を出さないようとにウェブマスターにお願いをしてきたわけです。ですから、今回のGoogleの処置は当然で、たとえ身内でも、ペイパーポストのような有料リンクに対してはペナルティーを課すというGoogleの姿勢の現れであり、Matt Cutts グッジョブなわけです。
逆にいえば「広告です」と分かりやすく明記することを義務づけnofollowリンクさえ、してくれれば何ら問題はなかったはずで、ヘンにSEO効果を隠そうとしたり、サイバー・バズが規約をこっそり書き換えたりしたコトでなんだかおかしなコトなり、より問題を深刻化させているだけです。
何度もいいますが、今回のペイパーポスト問題は多くの大衆ユーザーにはまったく関係がありませんし、Google.co.jpのPageRankの下落など興味がありません。大事なのは検索エンジンを使って訪問してくれるユーザーを「欺かない・偽らない・迷わせない」と言うコトだけではないでしょうか。「それじゃ商売にならねぇよ」って企業もたくさんいるでしょう。ペイパーポスト自体は違法でもないのですし、たとえ、ペーパーポストであっても有益な情報とユーザーが捉えれば、それもありです。ただ、それでも獲得するすべての情報の選択権はユーザーにあり、それを操作するコトは不自然で、操作するコトは出来ないのではないでしょうか。

追記:後日とてもいい記事を発見しました。興味のある方は是非。

ペイパーポスト問題の本質は「消費者を欺くこと」:MarkeZine(マーケジン)※記事全部を読むには登録が必要です。

では、ペイパーポストだけが悪なのか。ぼくはそうではないと思っています。ペイパーポストの問題の本質は「消費者を欺くこと」であり、報酬が金銭であろうがなかろうが関係ありません。

すごくいいこと書くなぁっと、思っていたらやっぱり河野武さんでした。さすがに素晴らしいまとめでした。僕も河野さんの意見に同意で、「消費者を欺かない」これを大前提にWeb制作者としてネットマーケティングに関わっていきたいと思いました。

Posted by soma : 2009年2月27日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cue-4u.com/blog/mt-tb.cgi/6

コメント
コメントフォームに記入し投稿してください

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)